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故障・トラブル対策

iPhoneの画面が明るくなったり暗くなったりする原因と直し方

渋谷店 2024年2月4日 2026年7月12日 スマホ修理ジャパン代表 中嶋拓也

iPhoneの画面が明るくなったり暗くなったりを繰り返す、あるいは徐々に暗くなって明るさが戻らない――同じ「画面が暗い」トラブルでも、この2つは原因がまったく異なります。

前者は明るさの自動調節など設定やセンサーの自動制御が原因のことが多く、数分の操作で改善する場合があります。一方で後者は、水濡れによる近接センサーの故障が疑われる要注意の症状です。この記事では、それぞれの原因と直し方を順番に解説します。

まず確認:あなたの症状はどちらのタイプ?

タイプ 症状 主な原因 対処
A 明るくなったり暗くなったりを繰り返す・勝手に変動する 明るさの自動調節/True Tone/本体の発熱/隠れた設定 設定の見直しで改善する場合あり
B 徐々に暗くなり、明るさを最大にしても戻らない 近接センサーの故障(多くは水濡れ)/画面や基板の不具合 修理店への早めの相談を推奨

タイプAの対処法から順に見ていきましょう。すでに「最大にしても暗いまま」の方は、タイプBの解説まで読み飛ばしていただいて構いません。

タイプA:明るくなったり暗くなったりを繰り返す場合の直し方

①「明るさの自動調節」をオフにする

画面の明るさが勝手に変動する原因として最も多いのが、周囲の光に合わせて輝度を自動調整する「明るさの自動調節」です。逆光や手の影にセンサーが反応するたびに、画面が明るくなったり暗くなったりを繰り返します。

設定手順

  1. 設定 > アクセシビリティ > 画面表示とテキストサイズ を開く
  2. いちばん下までスクロールし、「明るさの自動調節」をオフにする
  3. コントロールセンターの明るさバーで、好みの明るさに固定する

オフにして症状が止まれば、原因はこの自動調節です。ただし、電池の持ちを考えるとオンのままが推奨されている機能でもあるため、「変動が気になる場面だけオフにする」使い方でも構いません。

②True Tone・Night Shiftを確認する

環境光に合わせて色味を調整するTrue Toneや、時間帯で暖色に切り替わるNight Shiftも、「画面の見え方が勝手に変わる」と感じる原因になります。コントロールセンターで明るさバーを長押しすると、どちらもワンタップで切り替えられるので、オフにして変化を確かめてみてください。

③本体の発熱による自動減光

iPhoneは本体が高温になると、保護のために自動で画面を暗くする仕様になっています。充電しながらのゲームや動画撮影、夏場の車内・直射日光下では、この保護機能で急に暗くなることがあります。心当たりがあれば、ケースを外して涼しい場所でしばらく休ませてから、明るさが戻るか確認しましょう。

④低電力モード・バッテリーの状態を確認する

低電力モード中は画面まわりの動作が抑えられ、暗く感じる場合があります。また、バッテリーが劣化していると電力供給が不安定になり、画面の挙動に影響が出るケースもあります。「設定>バッテリー」で低電力モードの状態と最大容量をあわせて確認しておきましょう。

⑤アクセシビリティの「ズーム」低照度フィルタ

意外な盲点が、アクセシビリティのズーム機能に含まれる「低照度」フィルタです。3本指のトリプルタップなどで意図せず起動し、「急に画面が暗くなった」と感じる原因になります。「設定>アクセシビリティ>ズーム」でズーム機能そのものやフィルタの設定を確認してみてください。

⑥再起動とiOSアップデート

一時的なソフトウェアの不具合で明るさ制御が乱れることもあります。再起動と、「設定>一般>ソフトウェアアップデート」でのiOS更新も試しておきましょう。基本的な操作方法はApple公式サポートでも確認できます。

ここまで試しても頻繁な変動が続く場合は、明るさを検知するセンサー自体の誤作動、つまり次に解説する近接センサーの故障が疑われます。

タイプB:徐々に暗くなって戻らないのは故障のサイン

画面が暗くなったiPhoneの修理

画面が徐々に暗くなり、明るさ調整のバーを最大にしても暗いまま。True ToneもNight Shiftもオフなのに直らない――こうした症状は、近接センサーや基板の破損によって起こります。そして実際の修理現場では、破損の大元が「水」であるケースが目立ちます。

iPhoneの画面上部にある小さな穴の裏には、通話時に相手の声を出すスピーカーのほか、自動明るさ調整のセンサー、機種によってはFace IDのセンサーやインカメラが集まっています。この複合パーツが近接センサーです。

そのため近接センサーが破損すると、自動明るさ機能が正常に動かなくなるだけでなく、Face IDが使えない・インカメラが映らない・通話相手の声が聞こえない、といった症状が同時に出ることがあります。

厄介なのは、通話用の音を通す必要があるため、この穴を構造上完全には塞げない点です。ほんの少しの水でも内部に侵入し、センサーを破損させてしまうことがあります。Apple側もこの弱点を意識してか、iPhone 13シリーズ以降は穴の位置や形状を変更し、iPhone 14シリーズからは近接パーツを本体側に格納するレイアウトに変わりました。とはいえ、水濡れそのものが故障の大敵であることに変わりはありません。

近接センサーは修理できる?【Face ID搭載機は要注意】

近接センサーの修理作業

症状の原因が近接センサーの破損であれば、センサーの交換で明るさ調整が正常に戻る場合があります。ここで機種による大きな違いがあります。

  • Touch ID(ホームボタン)搭載機種:近接センサーは本体とリンクしていないため、交換しても問題ありません
  • Face ID搭載機種:セキュリティ上、近接センサーが本体とリンクしています。そのためセンサーを交換すると、Face ID自体は故障していなくてもFace IDが使用できなくなります(すでにFace IDが故障している場合は、故障したままの継続です)

この注意点は修理を決める前に必ず知っておくべきポイントです。スマホ修理ジャパンでは事前見積りの際にこうしたリスクもご説明し、ご納得いただいてから作業しますので、判断に迷う場合もまずはご相談ください。

原因の多くは「水」。相談は時間との勝負です

徐々に暗くなる症状の大半は水が原因です。iPhoneは水にとても弱く、内部に入った水分は時間とともに腐食を進めるため、2〜3時間の対応差で復旧の可能性が大きく変わる場合があります(復旧をお約束するものではありません)。

お風呂・雨・キッチンなど濡れた心当たりがあるなら、充電を避けて電源を切り、1分1秒でも早く修理店に相談するのがおすすめです。水濡れへの応急処置と修理の流れはiPhone水没修理のページで詳しく解説しています。水没復旧の作業時間は2時間〜(状態により変動)です。

画面自体の劣化やその他の原因も

このほか、長年の使用による液晶・有機ELパネルやバックライトの劣化、過去に画面交換をした端末のパーツ相性、基板側の不具合でも画面が暗くなることがあります。パネル起因であれば液晶画面の修理(最短10分〜)で改善が見込めます。画面が暗いだけでなく「映らない・反応しない」症状がある場合は、「iPhoneの液晶が動かないときのチェックポイント」もあわせてご覧ください。

画面の明るさトラブルはスマホ修理ジャパンへ

スマホ修理ジャパンは総務省登録修理業者(登録番号:R000068)です。近接センサー交換・画面修理・水没復旧のいずれも、データそのまま・予約不要で受け付けており、事前見積りにご納得いただいてから作業します。修理箇所には3ヶ月の保証付きです。

iPhoneに加えてAndroidスマホの画面トラブルにも対応しています。「明るくならない」「勝手に暗くなる」でお困りの際は、渋谷店川越店をはじめとする全国の店舗、または郵送修理でお気軽にご相談ください。